毎年恒例の持久走大会が、我が子らの通う安房(あんぼう)小学校で行なわれた。
安房小の校庭はとにかく広大で、「体育の森」と呼ばれる自然のフィールドも駆け抜ける、クロスカントリーともいえるレースだ。
毎日往復約6キロの通学路を歩いている我が子らだが、昨年は今ひとつの成績に終わった。
今年はその雪辱を晴らそうと、二人とも練習を重ね、気合い十分で今日の本番に臨んだ。
まずは、4年生の娘の出番。距離は1.2キロで、トラックを一周したあと、正門から外に出て、裏門から再び校内に戻ると、体育の森を抜け、トラックを3分の2ほど走ってゴールというコース設定だ。
本人なりの作戦だったのか、スタートからかなりのハイペースで飛び出した。その反動からか、後半に苦しそうな表情を見せるも、体育の森で巻き返しを図り、最後のトラック区間には女子トップで帰ってきた。
そしてそのまま逃げ切り、総合8位、女子1位という本人も納得の結果を収めた。
4年生のレースの次が、息子たち2年生の出番だ。2年生は0.8キロのコースで、スタートしてすぐに校外に出ると、やはり裏門から戻って体育の森を抜け、最後にトラックを走ってゴールという設定。
スタートと同時に、娘同様、息子も一気に前へ出た。僕はすぐに体育の森へ移動し、息子が姿を見せるのを待っていると、先頭集団の3人から少し遅れて4位でやってきた。
アップダウンのある「トレイル」が勝負どころだと話していた息子だが、先頭の3人ともが新記録を更新するというハイレベルなレースとなっただけに、結局前の選手を捕えることができないまま、わずかな差で4位でゴールした。
結果はともかく、息子もあと0.1秒程度で新記録だったらしく、今回は健闘を称えるに十分な成績を収めたといえる。
東京生まれの我が子らには、もっともっと田舎の子らしく、長い通学路を歩き、自然と戯れ、まだまだ強くなって欲しいと願う。
来年は姉弟そろって1位獲得となるか……。期待したい。
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