思わせぶりな金環日食
2009年7月22日。その日、屋久島の天気は雨だった。そう、「皆既日食」で日本中が沸いた日だ。
あれから約3年。5月21日の今日も、屋久島は朝から雨だった。鹿児島県内では54年ぶりとなる、「金環日食」が観測できるチャンスだというのに……。
すでに、昨日の時点で期待できる天気ではなかったが、朝起きて外に目をやると、水平線に陽光が射しているのが見えた。一瞬期待をしたものの、上空には分厚い雲が立ち込めていた。
「またダメかぁ……」と思いつつも、一応三脚にカメラをセットし、3年前に自作した減光フィルターを装着。金環日食のはじまりまで、あと十数分というところで、雲の切れ間から三日月状の太陽が顔を出した。
「もしや、奇跡が起こるかも!」と思ったのも束の間、灰色の分厚い雲がにわかに立ち込めてくると、その後は再び太陽が姿を見せることはなかった……。
「部分食を見られただけでもよし」と自分を納得させていたのだが、どうやら友人の話によると、島の南東部に位置する麦生(むぎお)集落では、きれいに金環日食が観測できたらしい。
今日も皆既日食のときと同じ、あの場所で見ていれば……。何だか心もどんよりしたままの、すっきりしない一日だった……。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)


壁紙.comで無料壁紙配信中!















山の上も、だいぶ春の色で彩られるようになった。
ヤクシマオナガカエデの新芽が放つ、初々しい赤味と爽やかなグリーン。

「屋久島ブック2012」(山と溪谷社)
最近のコメント