山の上のヤクシカ
先週、あるアウトドアブランドのウェア着用テストで、宮之浦岳を縦走した。
テストをする上ではよかったかもしれないが、スタートからゴールまで、雨が降りっ放しという厳しいコンディション。
それでも宮之浦岳山頂(1936m)では、運よく雲が切れ、まずまずの眺望が楽しめた。
そこから下りに転じて間もなく、登山道を案内してくれるかのように、ヤクシカの親子がしばらく前を先導してくれていた。
しばらくすると、今度は「平石岩屋」にある祠の傍らで、こちらを気にすることもなく、無心に草をはむヤクシカが。
「この辺のシカは、人間をまったく意識しないなぁ……」などと思っていると、さらなる「ツワモノ」が!
手を延ばせば届くほどの距離でカメラを構えているのに、まるで僕がそこに存在していないかのように、ものすごい集中力でヤクザサをはむ、立派なツノを携えたオスジカに出くわしたのだ。
このときはコンデジしか持っておらず、もっと広角のレンズで撮影したいと思うほどだった。
いやはや、山の上のヤクシカたちは、かなり図太い神経を持っているようだ……。
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