
昨日、久しぶりに島の南部にそびえるモッチョム岳(940m)へ向かった。
屋久島の中でも特に温暖なエリアで、毎年春が訪れるのもひと足早い。
この日も春の風景を期待しつつ険しい道を登り詰めていくと、標高800メートルあたりから、僕の最も好きな花のひとつ「オオゴカヨウオウレン」がちらほらと春の気配を漂わせていた。

一方、標高の低い沢沿いでは、ひと足早く見頃を迎えていた「サツマイナモリ」が、まるで競い合うかのように可憐な花を咲かせていた。
南国の屋久島では、冬らしい冬を迎えないまま、もうじき春が訪れようとしている。
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